極端に美味しいお店と、極端に不味いお店と、極端に普通のお店を記録していくブログ。都内中心。

真夜中のランチ

寿司

「銀座鮨正」のお寿司は豊洲市場トップ3に入る美味しさ

更新日:

銀座鮨正」は、豊洲市場の夕暮れと共にお寿司を楽しめる唯一のお店。17時まで開店(16時20分頃L.O.)しており、一日の疲れをラグジュアリーな店内でお寿司と共に癒すことができます。豊洲市場の中で最も価格が高い店舗の一つですが、味は格別。

銀座鮨正(ぎんざすしまさ)- 豊洲市場

★★★☆☆3.7 ■予算(昼):¥4500~¥10000

概要

銀座鮨正は、「うまい鮨勘」という格安チェーン店の系列ですが、寿司ネタからお店の内装までこだわり尽した高級路線店。店豊洲市場で最も高いお店の一つというだけあり、列の長さが極端に短いのが特徴。たまに裕福な海外旅行客の団体が長蛇の列を作っているが、基本的には空いてることが多いです。
 

店内の高級な雰囲気が外からでも垣間見えますが、カウンターには天然木を使用し、寿司下駄はスレートプレート(石のプレート)、爪楊枝も高そうなやつ。こだわってます。
 

味は抜群、豊洲市場でトップレベル

格安チェーン店の系列とはいえ侮るなかれ。かなり美味しいお店です。ネタとシャリのバランス、握りの固さも絶妙で、店内には「和」なBGMが流れ雰囲気も良い。なお、江戸前伝統の赤酢を使ってます。
今回は5,500円のセットメニュー「色(しき)」を紹介。
 

まずは平貝。貝特有の臭みが全くなく、飾り包丁が見た目にも食感にも良い味を出しています。煮切りも適度。美味い。
あと、写真でわかるとおり、ガリは丸々です。ポリポリ食べる。
 

さよりは肉厚で、写真では伝えきれませんが非常に美しい。同じ豊洲市場にある弁富で食べた「さより」とはあらゆる意味で次元が違う。
 

メジマグロの赤身と中トロ。中トロはかなり肉厚にカットされており、シャリの量も絶妙で、マグロの味が口全体に広がる。美味い。
 

お椀は醤油ベースの和風出汁に海苔が入ったシンプルさ。味もさることながら、蓋の見返しが綺麗ですよね。こんな椀を自宅でも使ってみたい。 

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ヒラメの昆布締めは、しっとり肉厚。
写真を撮り忘れましたが、金目の炙りはポン酢で味付けされ、炙りの香ばしさは金目の味を邪魔しない程度にほどほど、シャリの握りとボリュームにベストマッチしており美味い。
 

ミンク鯨。クジラ好きにはたまりませんね。(反捕鯨国出身の人は連れてこれないかも。)
 

煮切りとカボスで味付けされた白海老は、とろけるほど身が柔らかく、口の中にはカボスの芳香しか残らない。海老の甘さが後追いで出てきますね。美味しい。
 

ウニ。抜群。文句無し。キレが良い海苔を使ってます。
 

穴子はヒマラヤ岩塩と柚子で味付けされています。ネギトロも柔らかめに巻いてありますね。自家製のカステラ玉子を甘味替わりに、フィニッシュ。
 
格安チェーン店の系列なので全く期待してませんでしたが、期待を遥かに超えてきました。寿司の味には文句のつけようがないですね。ただしおしぼり、てめーはだめだ。臭い。
まあおしぼりは我慢してください。オススメです。
 


 

ざっくり店舗情報

店名(電話番号)

銀座鮨正 - ぎんざすしまさ(0355348818

支払い

現金、クレジットカード

営業時間

月~土 9:00~17:00 ※ 祝日、豊洲市場の閉場日はお休み

地図

東京都江東区豊洲6丁目6−1 管理施設棟 3F

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