豊洲市場で最も行列ができ、10時半頃で受付終了してしまう「寿司大」は、海外旅行誌で日本で最も有名なレストランとして紹介されたこともあるお店。築地から豊洲市場に移転し、海外観光客の客足が遠のいている今が、寿司大のおまかせ寿司を食べるチャンス。行列が少ないうちに食べに行こう。
寿司大 - 豊洲/
★★★☆☆3.8 ■予算(昼):￥4000～￥5000
概要
「寿司大」は豊洲市場では大和寿司と並んで有名なお寿司屋さん。毎日大行列ができており、10時半には受付を終了してしまうので、最も入るのが難しいお店と言われています。
※なお、今はコロナ禍なので、平日は12時くらいまで受付してますね。
平日の10時頃に撮影。約１時間のサイクルで総入れ替えで店内に案内されます。平日は２時間、休日は最大３時間半の待ち時間になることも。オーダーは店外で事前に取ってくれます。オーダー時に待ち時間の目安を教えてくれますので、時間前に戻ってくれば、別のところに行ってても大丈夫。
店内はカウンター16名、テーブルは最大３名で入れます。
味と雰囲気を兼ね備えた最高の寿司屋
寿司大は約１時間かけてじっくりとお寿司を提供してれるので、自ずと寿司職人さんとの会話も弾みます。職人さんは英語も堪能で、海外旅行客との会話に割って入れるのもこのお店ならでは。楽しいですね。
今回は4,500円の「おまかせ握り」を紹介。なお、寿司大さんのお寿司は味付けして提供してくれます。
お椀は赤だしのアラ汁。なんと、お代わり自由！！最高です。
初手は本鮪の大トロ。最初に大トロを持ってくるお店は、豊洲市場では寿司大と大和寿司だけ。この大トロでガッツリ心を掴まれますね。ネタは最高、シャリは最適。
ホウボウ、塩とカボスで味付け。うま味がしっかり。塩加減もバッチリ。
静岡産の寒ブリ。この、シャリが完全に包み込まれるくらいのネタのサイズ感！！寿司大はネタに応じてシャリとのバランスを変えてますので、ネタ大シャリ小で攻めてくることがありますね。美味い。
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北海道は浜中のバフンウニ。煮切りの加減が神がかってる。ウニが苦手な人でも心奪われる味。
網漁ではなく釣りで獲った「釣り鯵」。食べる前から美味しいと断言できる、この見た目。
富山名物の白海老はすごく甘い。甘い中にも締まった旨みがあります。金沢の近江町市場で食べた白海老と比べても次元が違う。最高品は築地（今は豊洲）に集まると言われていますが、改めて実感できますね。
赤身の醤油漬け。握りがきれいですよね。
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サワラ。なかなか生で食べることがないので生鰆としての味の良し悪しがイマイチ判断できませんが、美味いのは確か。
巻物は「マグロ」と「タラコの紫蘇巻き」です。タラコと紫蘇の組み合わせがなかなか良い！
ふわふわの穴子はシャリを包み込む系の握りで。豊洲市場最古の絶品穴子を提供する鮨文に勝るとも劣らない。
最後の一貫は自由に選べますので鯛を選択。ご馳走さまでした・・。
と思いきや、鯛だけだと物足りなかったので、ダメ押しでカワハギの肝ソースがけを注文。肝界ナンバーワンと言われる肝の余韻に浸りながらお店を後にしました。握りはすべて最高に美味しかった。
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2022年1月に再訪。その時のおまかせメニューの写真です。
本マグロ（げき旨）、いしだい、ぶり、煮アワビ、あじ、北寄貝、赤身醤油漬け、たちうお（げき旨）、鉄火・たらこきゅうり巻、煮穴子、生いくら、でした。
ざっくり店舗情報
店名（電話番号）
寿司大 - すしだい（0366330042）
支払い
現金のみ
営業時間
月～土 5:00～13:00頃 ※ 祝日、豊洲市場の閉場日はお休み
地図
東京都江東区豊洲6-5-1水産仲卸棟3階