独特のクセが苦手で、羊はマトンもラムも食べれません。そんな中、札幌でヒグマとエゾ鹿に挑戦・・・。行ったお店は「tabibitoキッチン」。知床のハンターと専属契約しているお店だそうで、全く臭みがない質の高いジビエを提供してくれるお店なんだとか。
tabibitoキッチン - 札幌/南2条西7
★★★☆☆3.5 ■予算(夜):¥4000~¥5000
ドキドキ、初ジビエ in 札幌
札幌にいるフレンドの案内で、羊が食べられない私でも余裕でイケるというジビエ料理にチャレンジ。場所は札幌駅から徒歩10-15分くらい、こじんまりとした雰囲気のあるお店です。
「tabibitoキッチン」の看板に誘われ、二階へと駆け上がる。駅からの距離はそれなりですが、碁盤目状の道路のおかげでお店に辿り着くのは極めて簡単です。
お店に入ると、壁を埋め尽くす色紙に圧倒されます。見れば、棋士やその関係者(?)のサイン色紙のようですね。飛車!とか角!とか書いてあります。
今日のお目当てはヒグマとエゾ鹿。入荷がない日もあるようですが、この日は鮮度バッチリのやつが入ってました。イエア!
tabibitoキッチンの食事メニュー
というわけで、羆(ヒグマ)とエゾ鹿のステーキを注文。熊を食べるなんて、グルメ漫画の中の世界だけだと思ってましたが、まさか食べる日が来るとは・・
まずはオリジナルビールで乾杯。なぜかラベルがゲバラです。
おつまみは、流通量が極めて少なく、「幻の男爵」「最高級のジャガイモ」などと称される今金男爵(いまかねだんしゃく)のポテトフライ。準備体操がてら、がっつり食す。
これ、ヤヴァイです。普通のポテトに比べて甘み・旨みが10倍濃縮されたような味で、今まで食べてきたジャガイモはいったい何だったんだと、人生観が変わる味わい。こんなポテトがこの世に存在して良いのか。ふるさと納税で貰えるようです。
で、ポテトを食べ終わったところで、お待ちかねヒグマのステーキが登場。ご覧の通り、牛に比べて色が濃い!クセがあったらどうしようかと、恐る恐る食べてみると・・、あまり臭みはなく、すごく濃厚で深い。若干のクセはありますが、雄々しい、という表現がピッタリのお肉ですね。食べ慣れればハマる味わい。これが羆の実力か・・!
続いてエゾ鹿。こちらはシンタマ(芯玉、モモの中心部分の肉)ですが、力強い羆の味わいとは対照的に、非常に上品。上質でクリアなお肉って感じですね。何枚でもイケる。
この後に北海道産サフォーク(頭と四足が黒い羊、超高級品)のジンギスカンが控えていたのでジビエはほどほどにお店を後にしましたが、さすが知床のハンターと専属契約しているだけあって、処理が完璧で初心者でもガンガン食べられる上質のジビエでした。美味かったー!!
ざっくり店舗情報
店名(電話番号)
tabibitoキッチン - たびびときっちん(0112069946)
地図
北海道札幌市中央区南2条西7 M'sスペース 2F